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2015年2月14日
ダウンジャケット(コート)の洗い方
こんばんは、クリーニングベルの鈴木です。
夕方から風が強いので、お気をつけください!
さて今日は、ダウンジャケットの洗い方についてお話いたします。
この時期は、ダウンを着用することが多いので、クリーニングに持ち込まれることは少ないのですが、
着用していてシミや汚れを付けてしまったということで持ち込まれることが意外と多いのです。
家庭の洗濯機でダウンを洗うと、中身のダウンがか塊り(ダウンボール)になってしまい、
脱水途中でバランスが取れずに、エラーしてしまったり。。。
乾燥時にダウンの塊りがほぐれずに、ボリュームがなくなってしまうなどということがあります。
ダウンは、洗浄時に水分を多く吸収するので、大変重くなります。
そのため、脱水でバランスが取れないので、エラーした場合の対処方は以下の通りです。
1.停止の状態で、自然に水分が落ちていくのをゆっくりと待つ(かなり時間がかかる)
2.時間がない場合は電源をOFFにして、ダウンを手で押して水分を抜く。
ダウンが軽くなったら、これで脱水はできると思います。
上記の方法は業務用洗濯機を使用している私もたまに行っています。
次は、乾燥してもダウンのかたまりがほぐれない場合です。
1.絶対に手でほぐさないでください。羽毛がちぎれてしまうことがあります。
2.洗濯乾燥機であれば、乾いた状態で乾燥機能でまわしてください。
3.近くにコインランドリーがありましたら乾燥機をご利用ください。
ドラムが家庭用より大きいので、たたき効果によりかたまりがほぐれてボリュームが出ます。
では、ベルではどう洗濯するのか?
1.汚れ方を見極めて、事前に洗浄ブラシなどでひどい汚れを落とします。
2.ここからが家庭と違います!
洗浄時にダウンがかたまりにならないように、特殊なネットで巻きます。
これでダウンが動かないのでかたまりになりません。
と言うことは、ダウンに負担がかからず、乾燥時間も短くなります。
最後に、乾燥機でダウンをほぐしてボリュームを復元します。
【ダウン洗い前:Before】
【ダウン洗い後:After】
ダウンジャケットの洗い方、いかがでしたでしょうか?
お役に立てば幸いです。